女性の方のお悩みの一つ
抜け毛が気になる季節になりました。
1日100本抜けるって言うけどもっと抜けてる気がする。
最近地肌が見えている気がする。
こんなお悩みの女性がお店に多くいらっしゃいます。
抜け毛の主な原因は、4つあります。
- ホルモン要因
- 栄養不足
- 血行不良
- 頭皮環境
これらの原因をしっかりと理解していただき対策をしていく事で抜け毛を止めましょう。
実際にお店にも同じお悩みの方が多く来店しています。
この方達にも同じようにアドバイスさせていただいて、髪のハリコシがしっかりしてきていて、抜け毛が減ったと実感出来るお客様も沢山います。
髪の毛のサイクルは6年〜8年ですがこの周期が早くなって育たないまま抜けてしまう毛が多いと薄毛になってしまいます。
薄毛にならない為にも、抜け毛に気づいた今から対策しましょう。
それでは、原因を知っていただき、対策、予防方法を紹介していきます。
女性の抜け毛の原因は?
抜け毛の原因は主に4つあると言いましたが、この4つのどれか1つという事ではなく。
全ての原因が合わさり抜け毛になるので、4つをしっかり見ていきましょう。
原因①ホルモン要因
ホルモン要因の内、30代初めに抜け毛が増える場合と50代以降に増える場合があります。
- 30代初めに増える抜け毛は、男性型脱毛症と同じで、男性ホルモンがαリダクターゼとくっつく事でDHT(ジヒドロテストステロン )と言う抜け毛の原因になるホルモンになります。
女性の場合は男性ホルモンが男性の1/10と少量なのですが、少ないからこそ敏感に働き抜け毛の原因の1部分になる場合もあります。
ホルモンに影響されやすい身体の方は学生時代にニキビが多かったり体毛の生えるのが早かったりします。
- 50代以降に増える場合のホルモン要因は、女性ホルモンの低下です。
女性ホルモンは体のキレイを保ってくれるホルモンですが、女性ホルモンが減る事で、肌の保湿力が下がり抜け毛の原因になります。
更に女性ホルモンが低下する分、男性ホルモンに影響される場合もあります。
女性ホルモンが減ると骨粗しょう症になりやすくなるのですが、これを防ぐ為に男性ホルモンが頑張る場合があります。
その他のホルモン要因として甲状腺機能低下症があります。
甲状腺機能低下症の症状としては一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあります。
これらに加えて体毛の脱毛があるのでこの様な症状がないか気を付けてください。
髪の健康を考える〜美しい髪で過ごすには〜
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmj/59/4/59_327/_pdf/-char/jaこちらを参照させていただきました。
男性の場合は薬としてフィナステリドを服用しますが、女性は身体に重度の副作用が出る場合があるので服用出来ません。
原因②栄養不足
栄養不足では髪を作ることも出来ませんし健康的な肌も出来ません。
髪の成分は80%異常がタンパク質で、肌も50%がタンパク質です。
なのでタンパク質が不足するとしっかりとした髪を作れなくなります。
更に、タンパク質が細胞になる為に必要なのがビタミンとミネラル(亜鉛)です。
年齢が上がるにつれて食が細くなってきた方や元々胃腸が弱くタンパク質の吸収が上手く出来ない方もいます。
このような方は体が細い痩せ方の人が多いです。
爪やまつ毛も同じ様にタンパク質なので、最近爪が弱くなってきたなど髪意外にも影響が出ている場合もあります。
原因③血行不良
血行不良だと毛根に栄養を送る事が出来ないので抜け毛の原因になります。
血行不良の原因
運動不足 | 体を動かす事で毛細血管まで血を巡らせ循環しています。 |
ストレス | ストレスで自律神経が乱れると血管が細くなり血流が悪くなります。 |
食生活 | 筋肉を作るためのたんぱく質の不足やビタミン、ミネラルの不足は血の巡りを悪くします。 更に脂質や塩分の多い食事は血をドロドロにして血の巡りを悪くします。 |
タバコ | タバコは血管を縮めて血流を悪くします。 |
頭は一番上にあって重力に逆らい血を送らなければいけないので血の巡りが悪くなりやすいので注意‼︎
原因④頭皮環境
頭皮環境は
- 頭皮が炎症を起こしていないか。
- 乾燥痒みやフケが出ていないか。
- 皮脂が出過ぎていないかなどで、皮膚表面に出ている異常です。
これらの原因は、元々の体質に合っていないシャンプーを使っている。
上であげた原因①②③が重なりなっている場合があります。
逆にいうと原因①②③を改善することで治る場合が多いです。
頭皮の皮脂量が多い方はホルモン要因のαリダクターゼが出ている可能性があるので気を付けましょう。
その他の原因
- 出産をして抜け毛が増えた
これは妊娠中は女性ホルモンの働きで問題ないのですが、出産することで、ホルモンバランスが崩れる事や、子供に母乳などで栄養をあげなければならない事で起きます。
これは時間が経つとしっかりとした毛が生えてくる場合が多いです。
- 秋に抜け毛が増える
秋に抜け毛が増えるのも実際に研究結果としてあります。
原因としては、紫外線を多く受けた事や夏バテで栄養をしっかりと取れなかった、睡眠不足などが秋に影響が出てきている場合があります。
更に人には元々、夏の紫外線などから守る為に夏は毛を多くして、それが終わると毛を減らす機能があるという説もあります。
夏の過ごし方にも気を付けなければいけないです。
女性の抜け毛対策
4つの原因を見ていただいたのでそれぞれの対策をしていきましょう!
抜け毛対策①ホルモン要因
男性ホルモンが優位になっている場合の対策としては、男性はフィナステリドを服用すれば良いのですが女性は服用出来ません。
フィナステリド以外のホルモン対策としてαリダクターゼを抑える成分のサプリメントがあります。
- ノコリギリヤシ
ノコギリヤシに含まれるオクタコサノールという成分が5αリダクターゼに働きかけ分泌を抑えてくれます。 - オウゴンエキス
オウゴンエキスだけで約77%の5αリダクターゼを抑える効果があります。
女性ホルモンが少なくなってきて抜け毛意外にも更年期の症状が出ている方は、女性ホルモンに似た成分であるエクオールを取ると良いです。
因みにαリダクターゼが出ていて脂性になっている場合は、その油をしっかりと洗って取る事も大事です。
油がしっかりとれるアルカリシャンプーを使う。
抜け毛対策②栄養不足
栄養不足が思い当たる方の必要な栄養
- タンパク質…肉、魚、大豆を摂る。
タンパク質は髪の成分と地肌を健康を保つ為に必要。 - ビタミン群…緑黄色野菜を摂る。
ビタミンが無いと健康な細胞が出来ないので、髪と地肌の為に必要。 - 亜鉛…レバー、牡蠣、卵黄などを摂る。
亜鉛も細胞を作る為に必要な成分です。更にαリダクターゼを抑える働きもあります。
タンパク質、ビタミン、亜鉛を摂りましょう。
抜け毛対策③血行不良
血行を良くして頭皮に血液を送りましょう。
- 適切な運動
毎日20分のジョギング程度 - 頭皮のマッサージ
頭皮は自ら動かさないと動かないのでマッサージで動かして血行を促進していきます。マッサージの参考自分でやるのが大変という方は美容院などでヘッドスパをするのもオススメです。
- 食べ物で血行促進
野菜…血液をサラサラにしてくれます
魚、肉…血液を作って送ってくれる
生姜、ニンニク、唐辛子…血流を良くしてくれる - 育毛剤を使う
血流を良くしながら直接髪が育つ成分を入れられます。
更にマッサージをすると効果UP!
運動、マッサージ、食事、育毛剤を使う。
抜け毛対策④頭皮環境
頭皮環境は実は原因①②③が整うと自然と良くなっていきます。
その他すぐに出来る対策としては
- シャンプーを地肌に合ったものを使う
脂性の方はアルカリシャンプー
乾燥肌の方は弱酸性やアミノ酸系のシャンプー - 化粧水、育毛剤を使う
乾燥肌、敏感肌の方は育毛剤が強すぎる場合があるので、保湿メインにしましょう。 - 紫外線を防ぐ
帽子をかぶる、日傘をさす
女性の抜け毛にオススメのシャンプー
抜け毛対策のシャンプーを選ぶ時のポイントは、地肌に合っているかです。
乾燥肌の方が洗浄力の強い物は更に乾燥させてしまうのでNG!
逆に
脂性の方が乾燥肌用の優しいシャンプーを使うと汚れを落としきれないのでNG!
市販の抜け毛対策シャンプー
こちらで詳しく解説されています。
オススメの抜け毛対策シャンプー
こちらのシャンプーは自身も抜け毛に悩んで改善する為に開発されたシャンプーです。
- 乾燥肌エイジング毛用シャンプー
ディープケラチンシャンプー
100%天然由来シャンプー
髪や地肌を健やかに出来るケラチン入りシャンプー
髪の80%はケラチンタンパク質で肌は50%がケラチンタンパク質で出来ています。
髪がパサついたり、細くなるのはケラチン不足。
分子量400の髪や肌に浸透出来、特殊な抽出で精製された活性化ケラチンで髪や肌のケラチン量が上がり、保湿力を上げ、環境を健やかにしてくれます。
アミノ酸系とベタイン系で優しく洗えるシャンプーです。
その他保湿成分が豊富に含まれています。
毛穴を引き締める成分が含まれているので抜け毛を予防、水分が逃げるのを防ぎます。
キューティクルも引き締め洗い上がりサラサラです。
香りはラベンダー精油の香りで癒される良い匂いです。
地肌の乾燥、抜け毛が気になる髪が細くなってきた、パサつくこの様なお悩みの方にリピートしていただいています。
トリートメントも保湿たっぷり、ケラチンたっぷりでプルプルになります。
匂いはスッキリとした柑橘系です。
僕は偏頭痛の時にこの匂いを嗅ぐと、癒されます。
- 脂性肌用シャンプー
脂性肌の人の為に出来た100%天然由来シャンプー
- 抗炎症成分が大量配合!
- 脂漏性皮膚炎の原因菌を殺菌。
- 収斂効果が高いので抜け毛を予防し、頭皮の環境を良くする。
脂性肌の方は脂の中に抜け毛の原因になるαリダクターゼが含まれるので、脂をしっかり洗浄してあげる必要があります。
洗いあがりはキュとした質感になります。
スースーシャンプーでは無いので、寒くはなりません。
女性の抜け毛予防育毛剤
育毛剤というと男性の物と思いますが、女性の方も育毛剤をつけると抜け毛を予防出来ます。
育毛剤で気をつける事は、浸透させる為にアルコール分が配合されている場合が多くスーッとします。
肌が乾燥する方は更に乾燥してしまうので、成分にエタノールの表記があるか確認しましょう。
市販の抜け毛対策育毛剤
https://customlife-media.jp/hairgrowth-ladies
こちらでまとめられています。
オススメの抜け毛対策育毛剤
まずはエタノールを含む物
男女兼用育毛剤を紹介
ディフェンシオー
リデンシル 10%配合
[国内最高濃度が5%]の2倍量。
キャピキシル上限濃度5%。
その他培養液、成長因子系配合。
浸透剤、保湿、保護、頭皮環境改善系配合。
- リデンシルとは
今までの育毛剤では出来なかった。薄毛になる根本的な原因の
「毛根に指令を出すバジル領域の衰え」をリデンシルに含まれる「DHQG」という成分が
バジル領域を刺激し活性化出来る!
更にリデンシルには、抗炎症効果と栄養を与え頭皮環境を良くします。
因みに芸能人が宣伝しているリデンはリデンシル3%で1ヶ月分が約1万円です。
- キャピキシルとは
キャピキシルに含まれるアセチルテトラペプチド-3という成分が、培養された毛根を使い、髪の成長活動を比べた時に ミノキシジルの3倍の効果が出ました!
更にキャピキシルに含まれるアカツメクサ花エキスはAGA(ホルモンによる薄毛)の原因である、αリダクターゼ を 阻害する効果が高い。
その他脳に育毛をうながす信号を出すペプチド成分も沢山入ってます。
3ヶ月分 200ml
次はエタノールを含まない
育毛剤
ケラチンミスト
こちらはエタノールが含まれていないのでスーッとしませんので、乾燥肌の方にもオススメです。
シャンプーで紹介したケラチンシャンプーのケラチンが高配合された化粧水です。
分子量400の髪や肌に浸透出来、特殊な抽出で精製された活性化ケラチンで、髪や肌のケラチン量が上がり保湿力が上がり、環境を健やかにしてくれます。
抜け毛を予防、髪が細くなるのを予防してくれます。
お風呂上がりに頭皮全体にシュッとしてください。
頭皮、肌、髪にも使うことができます。
100ml
更に効果をあげたい方の
裏技‼︎
こちらのヒト幹細胞美容液を上記の育毛剤に少し混ぜます!
すると、肌の細胞が更に活性化されて抜け毛予防を実感できます!
ただし、メーカー推薦では無いので自己責任でお願いします。
気になる方は、こちらのヒト幹細胞も紹介した記事をご覧ください。
女性の抜け毛対策サプリメント
サプリメントは体の中から改善してくれるので、肌の弱い方にもオススメです。
更に頭皮だけでなく体全体に効果を与えてくれます。
女性の場合は、男性と違い男性ホルモンを積極的に抑えるよりも女性ホルモンを補うものと栄養不足を補う血行促進してくれる物がオススメです。
市販の抜け毛対策サプリメント
https://customlife-media.jp/hairgrowth-supplement#heading10
こちらで男性用の物が多いですが、女性にオススメのサプリメントも紹介されています。
更年期障害などもあり、特に女性ホルモンをサポートしたい方はエクオールがオススメ‼︎
こちらをご覧ください。
オススメの抜け毛対策サプリメント
若さを作る攻めのサプリメント「リボン」
育毛=美容=健康というコンセプトで作られたサプリメントです。
成分
- 肌の代謝を助け、頭皮環境を整えるHGP配合。
卵から作られた成分で良く宣伝しているニュー○という育毛剤にも入っていますが、頭皮につけるよりもサプリメントとして摂った方が良いです。 - 髪や肌、内臓を作るタンパク質ソイポリア配合。
大豆タンパク質をより吸収し易くしたソイ。と
ポリアミンという若い時にはみんなが持っている細胞を健康的に増やす成分が一緒になっています。 - 肌の水分量維持と抗酸化で育毛に大事なビタミンC配合
美肌、美容メインは1日2粒
育毛メインは1日4粒
60粒入り
噛んで飲んでも大丈夫な錠剤でココア味です。
まとめ
抜け毛の原因は、
①ホルモン要因
②栄養不足
③血行不良
④頭皮環境でした。
これらの対策は
①ホルモン要因ー女性ホルモンを助けるエクオールを飲む。
②栄養不足ータンパク質、ビタミン群、亜鉛を摂る
③血行促進ーマッサージをする。適度な運動血流が良くなる食事を摂る
④頭皮環境ー①②③が整えば自然と改善されるので生活習慣を見直してください。
更にシャンプー、育毛剤、サプリメントを活用し対策するということでした。
抜け毛を止める事で毛のサイクルを改善することが薄毛にならない方法です。
これらの事を気をつけて是非皆さんも
抜け毛のお悩みからサヨウナラしてください!