冬の乾燥で肌荒れを起こしている人も多いと思います。
肌にとって適切な湿度は50%〜70%です。
50%を下回ってしまうと、肌の乾燥が一気に進みます。
東京の年間の湿度を見ていただくとこのようになっています。
2月の1番乾燥する月でも平均で50%を下回ってはいません。
しかし、確かに12月くらいの湿度が下がってきた時から肌が乾燥してしまっているのは皆さん実感していると思います。
ではなぜ湿度が50%を下回っっていないのに肌は乾燥するのでしょう。
実はそれには相対湿度という湿度の表し方にあります。
相対湿度が分かると、肌を保湿する大切さと、部屋を加湿する大切さが分かりますので、しっかりと解説していきます。
冬の乾燥の原因①相対湿度とは
相対湿度とは、ある一定の空気中に入ることのできる最大の水蒸気量に対して、今の水蒸気量がどれくらいかを表したものです。
一般的に言われる湿度は飽和水蒸気量(飽和水蒸気圧)に対する、実際の水蒸気量(水蒸気圧)の割合を%で表した物です。
イメージ的には、四角の中にどれくらい水分があるかと言うことです。
ただ、注意して欲しいのがこの四角(空気中の飽和水蒸気量)は、温度によって変わると言うことです。
冬の乾燥の原因②温度により相対湿度は変わる
相対湿度は温度が変わると、飽和水蒸気量が図のように変わります。
水分量は変わらないので、温度が高くなると湿度は低くなって、温度が低くなると湿度は高くなります。
洗濯物を干した時に温度が高いと乾きやすく、温度が低いと乾きにくいのはこの図の中に洗濯物を干した場合を想像していただくと分かりやすいと思います。
温度が低いと少ししか水分が入れなくて、温度が高いと多く水分が入る。
冬の乾燥の原因③温度が低いと乾燥する理由
※空気中に含まれる水蒸気の量は、温度以外に気圧にも関係しますが、ここでは話を簡単にするために、平均的な気圧(1013ヘクトパスカル)で表した図です。
冬に肌や空気が乾燥するのは、この図を参考に説明すると、低い温度5°Cの状態で湿度50%の状態で、温度が35°Cになると、水分量は変わらないので、湿度が11%になってしまいます。
肌の表面温度は大体35°以上あるので、肌表面の湿度はこんなにも低くなっていることになります。
冷えた部屋を温める場合も同じで、加湿器などを使わない場合、部屋の水分量は変わらないので、室温を上げただけだと、空気は乾燥してしまいます。
最初に述べたように、肌は湿度が50%以下になると一気に乾燥すると言いましたが、実際の肌表面の湿度は大変低くなっていると言う事です。
温度が低い場合はとても乾燥する。保湿や加湿をしっかりとしよう!
冬に乾燥の原因④その他の原因
空気の乾燥以外で乾燥させてしまう原因
- お風呂の温度が高い…肌にとって適切な温度は40°以下です。それ以上の温度では肌の保湿成分が流れ出てしまいます。長湯もダメなので浸かる時間も5分以下にしましょう。
- 地肌に直接ヒートテックはNG…ヒートテックなどに使われている「吸湿発熱素材」は水分を奪われやすいです。ヒートテックを切る場合は、中に綿100%の下着を一枚着るようにしましょう。
- 高温のお風呂
- 直接肌に触れるヒートテック
乾燥を防ぐオススメの保湿剤
乾燥肌の方の冬の対策は保湿です!
脂質と水分が逃げないように、乳液や美容液を活用しましょう。
特にオススメで、美容院でも人気の高いものを紹介します。
乾燥肌にオススメの乳液
保湿の王様『オーガ』
乾燥肌の方は肌の脂質が足りないとより外気の乾燥に負けてしまうので是非乳液を使用してください。
リン脂質と植物性のセラミド配合。
人が自然に分泌する脂質に近い物で出来ています。
自然な人の脂の質感に合わせてあるので、すーっと馴染んで深く脂質で保湿します。
馴染みは良いけど、オイルっぽい重くベタベタするような感じにはなりません。
安いんですけど、とても高価な成分を使っています。
2がサラサラ、敏感肌用
4がしっとり、乾燥肌用です。
化粧水を付けた後に適量付けてください。
オーガ2 30ml ¥2,750
オーガ2 120ml ¥5,720
オーガ4 30ml ¥2,970
オーガ4 100ml ¥6,050 (全て税込み)
痒みのある乾燥肌の方にオススメ美容液
水分が逃げないようにしてくれる美容液です。
痒みの出る乾燥肌の方にオススメです。
EASE THE ESSENCEWATER 150ml
通称エッセンス美容液です。
美容液は保護膜の役割、弱った角層を守ります。
アトピー肌、ニキビ肌、乾燥肌、荒れ肌の方にオススメ
日焼けのアフターフォローも最適です。
頭皮の荒れや、頭皮の痒みの、脂漏性皮膚炎の方にも。
ジクジクの荒れ肌~乾燥の荒れ肌まで幅広いです。
荒れてない方にももちろんとても良いです。
キチンナノファイバー配合で肌荒れを防ぐ。
保湿は植物性のセラミドとレシチン。保湿の王様がセラミドでこのセラミドのテクスチュアが良いものが植物性のセラミドです。更にレシチンの浸透力と保湿力で万全の保湿性。
更に保護膜
植物性セラミドとレシチン、キチンナノファーバー+ショ糖エステルで保護膜を作り、
水分の蒸発を防ぎながら、水分量を増やします。
抗菌はキチンナノファイバー+ジグルコシド没食子酸+アルギニン。
これで菌にアプローチし肌環境を良くし肌荒れを防ぐ。
防腐剤はパラベン、フェノキシエタノールなどの皮膚刺激成分はつかわずに
ウンデシレン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、カプリル酸グリセリルで溶剤が腐らないようにしています。
皮膚環境がとても上がるので、細胞が喜びます。
皮膚環境が上がると皮膚が良い感じに育ちます。育つのも早い。
化粧水、乳液を付けて最後に付けてください。
面倒臭い人は洗顔後エッセンスのみでも大丈夫!
150ml ¥5,170 (税込)
究極のオールインワンハンドクリーム
『ハンドリペア』
オーガとエッセンスウォータが一緒になった夢のようなハンドクリームです。
手荒れが特にひどい方などにオススメです。
リップクリームのようにも使用出来ます。
保湿と保護を同時に出来ます。
肌馴染みの良い肌によく似た脂質と、キチンナノファイバーによる保護、ジグルコシル没食子酸で肌環境を整えます。
贅沢に使える方は全身使えます。
20ml ¥2,750 (税込)
まとめ
冬の乾燥は、相対湿度を理解していただけると本当に対策しないとマズイと思っていただいたと思います。
外気の気温が5°Cの状態で湿度50%でも、肌表面ではその半分以下の湿度です。
更に寒い状態から、部屋の温度を加湿せずに暖めてしまうのも同じように乾燥します。
保湿と加湿をしっかりとし冬の乾燥から体を守りましょう。