キチンナノファイバーとは、カニや海老から取れるキチンをナノファイバーにした成分です。
化粧品など様々なものに使われています。
美容院でもキチンナノファイバー配合の美容液をアトピーの方におすすめしています。
家でも2歳のアトピーっ子から大人まで愛用しています。
このキチンナノファイバーの効果がアトピー改善の助けになると言う研究結果が出ているので紹介していきます。
脱ステロイドしたいという方は是非最後までご覧ください。
痒み抑える研究結果
キチンナノファイバーを皮膚炎に塗布することにより、炎症を緩和することを明らかにしています。アトピー性皮膚炎を誘発させたマウスに対して、キチンナノファイバーを定期的に塗布しました。35日間の経過を臨床スコアおよび組織学的スコアにより評価したところ、顕著な炎症の緩和効果が確認できました。具体的には、炎症に伴う表皮の肥厚や角質の増加が抑制され、表皮および真皮における炎症細胞の浸潤も抑制されました。アレルギー性皮膚炎に関わる血清中のIgE抗体の濃度も低値でした。これらの一連の効果は市販のステロイド薬のそれと同程度でした。これは、ナノファイバーの塗布により、炎症に関連するNF-κB,COX-2,およびiNOSの産生量が抑制したことが影響していると推察されます。
伊福申介のページ 研究内容 皮膚炎の緩和効果より
簡単に言うと炎症を起こす信号を抑えてくれて痒みを抑える効果があります。
ステロイド並かそれ以上の効果が見られました。
痒みのメカニズム
まずはアトピーの痒みはどうやって起こるのかを解説していきます。
体に起こる色々な症状の一連の流れは、サイトカインというたんぱく質が活性化することでJAKというシグナル伝達因子が指令を出し、様々な肌の効果を出しています。
ステロイドの効果
ステロイドがアトピーや炎症が起きた時に使用されるのは、上で説明した痒みの一連の流れを止めてくれるからです。
しかし、ステロイドが悪いと言われるのは炎症の流れも止めるが、肌を健康的に作るための他の流れまで止めてしまうからです。
そう、ステロイドは全てを止めてしまう。
なので、ステロイドを辞めて少しすると、肌が健康的に成長していないので、また炎症を起こしてしまいます。
キチンナノファイバーの効果
キチンナノファイバーは痒みの元になる転写因子NF-κBやCOX-2、iNOSといった酵素を抑えてくれながら、肌表面に幕を張って外からの刺激から守ることで肌環境を良くし、健康的な肌に成長する助けになってくれます。
キチンおよびキトサンは好中球、マクロファージ、繊維芽細胞、血管内皮細胞、皮膚上皮細胞などを活性化し、それに伴い治癒を促進することが知られています。一部をキトサンに変性したキチンナノファイバーについても同様の現象を確認しています。ラットの創傷部に対してナノファイバー水分散液を定期的に塗布したところ、4日目に部分的、8日目に完全な上皮組織の再生が組織学的に認められました。また、真皮層における顕著な膠原繊維の増生も認められました。一方、市販のキチンおよびキトサン乾燥粉末を塗布した群においては、わずかな上皮化が認められる程度でした。
伊福申介のページ 研究内容 皮膚炎の緩和効果より
脱ステロイドの助けにぜひキチンナノファイバーを活用していきたいですね。
キチンナノファイバー配合の美容液
EASE THE ESSENCEWATER 150ml
キチンナノファイバー配合で肌荒れを防ぎます。
通称エッセンス美容液です。
美容液は保護膜の役割、弱った角層を守ります。
キチンナノファイバー配合で肌荒れを防ぐ。
保湿は植物性のセラミドとレシチン。保湿の王様がセラミドでこのセラミドのテクスチュアが良いものが植物性のセラミドです。更にレシチンの浸透力と保湿力で万全の保湿性。
更に保護膜
植物性セラミドとレシチン、キチンナノファーバー+ショ糖エステルで保護膜を作り、
水分の蒸発を防ぎながら、水分量を増やします。
抗菌はキチンナノファイバー+ジグルコシド没食子酸+アルギニン。
これで菌にアプローチし肌環境を良くし肌荒れを防ぐ。
防腐剤はパラベン、フェノキシエタノールなどの皮膚刺激成分はつかわずに
ウンデシレン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、カプリル酸グリセリルで溶剤が腐らないようにしています。
皮膚環境がとても上がるので、細胞が喜びます。
皮膚環境が上がると皮膚が良い感じに育ちます。育つのも早い。
化粧水、乳液を付けて最後に付けてください。
150ml ¥5,170 (税込)
まとめ
キチンナノファイバーのアトピーへの効果
- 痒みを抑えてくれる
- 肌環境を良くしてくれる。
アトピーの人もそうじゃ無い人も肌をキレイに保つために、ぜひキチンナノファイバーが配合された化粧品を活用してください。