アトピーっ子の体、どんな風に洗っていますか?
アトピーが出ている子だと、石鹸を使って良いものか?それともお湯で流すだけの方が良いのか?などを気にしているとは思います。
私は洗い方を変えるようにしました。
どんな洗い方と言うと、リンパを流す様に体を洗うという洗い方です。
なぜリンパを流すようになったかと言うと、
アトピーの主な原因2つ。
- 乾燥肌で外からのアレルゲン物質に反応して炎症を起こす。
- 皮膚の中からのアレルゲン物質に反応して炎症を起こす。
この2つの原因に体を洗う時に一緒にアプローチするためです。
私のアプローチの仕方は次の2つです。
- 体の外からのアレルゲン物質に対しては、泡立たない洗浄剤で優しく洗う。
- 体の中からのアレルゲン物質に対しては、リンパ管にアレルゲン物質を流してあげる。
私の周りにいるアトピーの方の症状をみて気づいたのですが、アトピーの症状が出ているところが、太いリンパ菅やリンパ節があるところに多く出ていました。
もしかして、リンパが滞っているんではないか。
試しに2歳のアトピーの子供を毎日お風呂に入れているのですが、リンパを流しながら体を洗うとアトピーが少し収まりました。
(清潔にした事がよかったのか、リンパに流れたのかは分かりません。)
もちろんこれだけで、アトピーが治ると言うものでは無いですが、症状を和らげる一つの手段になります。(研究などされていないので、完全に僕の見解です。)
しかも、体を洗うついでに出来るので毎日続けやすいです。
それでは、お風呂に入る時に気にかけていることも紹介していきながら、リンパを流す洗い方を紹介していきます。
Youtubeもよければご覧ください。
お風呂に入らない
そもそもお風呂に入らないようにしているという方はいますか?
アトピーの方は乾燥肌の方が多いので確かに洗いすぎて皮脂を取ってしまうのはダメだとは思います。
ただ、体を洗わないでいると、不要な皮脂汚れが菌の餌になったり、外からのアレルギー物質を落とすことが出来ないので僕の子供は毎日お風呂に入れています。
アトピーが出ている箇所をみると汗をよくかく場所だったり、汚れが溜まりやすい場所です。
毎日入らないにしても汚れている部分は濡れたタオルなどで拭いて清潔にしてあげましょう。
お風呂の入り方
お風呂の入り方で気にしていることは、お風呂の温度です。
アトピーでは無い、上の子は熱いお湯には入らないのですが、アトピーの下の子は熱いお湯でも入ってしまいます。
あまりに熱いお湯では必要な皮脂が落ちてしまうので、大人が入っても熱いと思うような温度のお風呂には入れない様にしています。
入浴剤
入浴剤も保湿や塩素除去、ミネラルを含むものなど色々な目的の物があります。
人それぞれで体質が違うので、まずは少量から試していき肌の調子が良いものを選べば良いと思います。
うちでは、塩素除去のためにアスコルビン酸(ビタミンC)のみを入れています。
子供を洗うときはシャワーは使わずに湯船のお湯で流す様にしています。
使用量は普通の湯船で約1gで良いのでとても経済的です。
洗い方
それでは、リンパを流しながらの洗い方を紹介して行くのですが、その前にリンパを流すことの効能を見ていきましょう。
リンパを流す効能
全身にはリンパ菅と関節などにシンパ節があります。
リンパ菅は全身の老廃物やバイ菌を静脈に戻す役割があります。
リンパ節は、老廃物やバイ菌がそのまま静脈に戻らないように、リンパ球がそれらを撃退してくれて浄化されたリンパ液にしてくれます。
アトピーの原因の一つに、皮膚からアレルゲン物質を排出していて、その時に痒みが出ます。
リンパを流すことで皮膚から出ようとしているアレルゲン物質を少しでもリンパ管へ流してあげます。
リンパを流すことの目的は、痒みをやわらげるため。
リンパを流す洗い方
リンパを流す洗い方は、洗う順番が重要です!
体を洗う時にどこから洗っていますか?
リンパを流す時の基本なのですが、まずは鎖骨から流して(洗って)いきます。
なぜかというと、鎖骨にある静脈にリンパが最終的に流れて行くからです。
リンパは血液のように自らの力で流れないので、腕などのリンパの先から流してしまうと渋滞が起きてしますので、鎖骨から近いところから、順番に流して行く必要があります。
- 先ずは鎖骨→わき→ひじ→手首→手
- 首から鎖骨に向けて
- 胸→お腹
- 背中
というように上半身は鎖骨、脇腹に向かって洗います。
特に関節部分は、リンパ節があるので重点的に流します。
下半身は、股から洗っていき股に向かって洗うようにします。
股→膝→足首→足の順番です。
お尻も股に向かって洗います。
下半身のリンパは股のそけい部から体の中を通って鎖骨に向かって流れていきます。
リンパは軽く流すだけで流れるので、強く揉んだり流したりする必要はありません。逆にリンパ管を傷つけてしまったり、余計に老廃物を流してしまうので注意してください。
体を洗うついでにリンパを流せるので毎日続けやすいです。
おすすめの石鹸
リンパを流しながら体を洗う時には、流すと同時に、しっかり洗うことになるので洗浄剤を気にしたいです。
ベビーソープも良いのですが、泡立ちが良いものが多いので、私は使いません。
なぜ泡立ちの良いものを使わないかはこちらをご覧ください。
簡単に言うと、泡が肌の保湿成分を取ってしまうからです。
どんな物を使う場合でも、肌を傷めてしまうので強く擦ることはしないでください!
リンパを流すときに使う石鹸
おすすめの物はこちらです。
『イーズバイカーブオールスキン』
乾燥肌、敏感肌、荒れ性の方にオススメです。
界面活性剤が入っていないので、泡立ちません。重曹とサボンソウのみで汚れを落とします。
重曹は弱アルカリ性で酸化した皮脂の汚れだけを落とし、必要な皮脂は落としません。
サボンソウとは自然界の石鹸と呼ばれていて、サポニンが含まれ洗浄の補助として汚れを優しく落としてくれます。
その他ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタ、スクワラン、フラーレンなど保湿し肌を整え、肌荒れを防ぐ成分が配合されています。
2歳児のアトピーの子供もこちらで全身洗っています。
もし、これでも乾燥してしまう場合は少し水で薄めたりして使っています。
200ml ¥2,420 (税込)
500ml詰替 ¥3,520 (税込)
おすすめの保湿剤
子供の保湿剤はワセリンなどがありますが、ワセリンだけではアトピーを抑えられないのと、ベタベタするのが気になります。
基本は美容液のみを使っていますが、冬になって乾燥が激しくなってからは乳液も使うようにしています。
おすすめの美容液
EASE THE ESSENCEWATER 150ml
パラベンフリー、フェノキシエタノールフリーの美容液です。
美容液は保護膜の役割、弱った角層を守ります。
アトピー肌、乾燥肌、荒れ肌の方にオススメ
荒れてない方にも勿論とても良いです。
キチンナノファイバー配合で肌荒れを防ぐ。
保湿は植物性のセラミドとレシチン。保湿の王様がセラミドでこのセラミドのテクスチュアが良いものが植物性のセラミドです。更にレシチンの浸透力と保湿力で万全の保湿性。
更に保護膜
植物性セラミドとレシチン、キチンナノファーバー+ショ糖エステルで保護膜を作り、
水分の蒸発を防ぎながら、水分量を増やします。
抗菌はキチンナノファイバー+ジグルコシド没食子酸+アルギニン。
これで菌にアプローチし肌環境を良くし肌荒れを防ぐ。
防腐剤はパラベン、フェノキシエタノールなどの皮膚刺激成分はつかわずに、天然成分のウンデシレン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、カプリル酸グリセリルで溶剤が腐らないようにしています。
150ml ¥5,170 (税込)
おすすめの乳液
オーガ2・4
リン脂質と植物性のセラミド配合
人が自然に分泌する脂質に近い物で出来ています。
自然な人の脂の質感に合わせてあるので、すーっと馴染んで深く脂質で保湿します。
馴染みは良いけど、オイルっぽい重くベタベタするような感じにはなりません。
安いんですけど、とても高価な成分を使っています。
2がサラサラ、敏感肌用
4がしっとり、乾燥肌用です。
おすすめはお風呂上がりにすぐ乳液を塗って美容液を上から塗ります。
オーガ2 30ml ¥2,750
オーガ2 120ml ¥5,720
オーガ4 30ml ¥2,970
オーガ4 100ml ¥6,050 (全て税込み)
まとめ
アトピーの子の体の洗い方は、リンパを流しながら洗う!
そうすることでアトピーの原因になる、外からと中からのアレルゲン物質を除去出来ます。
毎日する体の洗い方を変えるだけなので続けやすいです。
もちろん大人も一緒で、大人は尚更リンパが滞っている場合が多く、むくみの原因にもなるので是非試してみてください。