理想のヘアケアシリーズのまとめです。
こちらをご覧いただければ、お家での髪質改善で更なる美髪になれますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは髪の毛についてです。
あなたの髪に必要なトリートメント分かりまか?
髪のケアをするに辺り、普通にトリートメントだけするのであれば特に気にしなくても良いのですが、髪の構造を知って頂ければ、更に髪に必要な成分のトリートメントを選べます。
なので、髪の構造を理解していきましょう!
あまり難しい事は言いません!
この二つを抑えてほしいです。
- キューティクル(髪の外側)
- コルテックス、メデュラ(髪の内側)
キューティクルは皆さん何となくイメージしやすいと思います。
コルテックス、メデュラは簡単に髪の内側と覚えて頂ければ大丈夫です!
トリートメントの成分によりこの外側に作用する物なのか、内側に作用する物なのか変わってきます。
髪の外側に作用する物は、基本的には髪の質感、手触り、ツヤに影響します。シリコンやオイル、シアバターなどですね。
髪の内側は、髪のハリコシやパサつき、カラーの持ち、そして外側に付けるトリートメントの定着なども変わってきます。
理想のヘアケア① 理想のヘアケアとは?
前回ダメージの原因をお伝えいたしましたが、ここでホームケアをして頂きたいのですが、その前に、理想のヘアケアを知っていただきたいです!
理想のヘアケアを知らずに、とりあえずトリートメントしようと、何でもかんでもトリートメントを付ければ良いと思い、間違ったケアをしてしまうと、トリートメントの効果を発揮出来ず、せっかくお金をかけても無駄になってしまいます。
それでは理想のヘアケアとは?
ちょっと難しいのですが、『髪を疎水性にし、薄く質感剤を付ける』
これです。
どういう事かと言うと、髪は元々撥水性で水を弾くんですが(この状態は疎水性です)、ダメージが酷いと髪が水分を含みやすい状態(親水性)に変わります。
ダメージが酷いと、濡らすと髪がテロッとなってしまい中々乾かない状態になっている状態です。
実は皆さん間違いやすいのが、このダメージしている状態に外側ばかりにトリートメントを沢山付けてしまいます。
そうすると、どうなるかと言うと、収まってはいるけど、手触りがゴワゴワでサラサラにならず、艶もない状態になります。
どうでしょうか?心当たりはありませんか?
頑張ってトリートメントして頂くのは大変嬉しいのですが、それが逆に質感を悪くしてしまう事になってしまいます。
それでは、実際にどうケアすれば良いのか。
皆さん、美容室でトリートメントをしていただいた時に、2つか3つ位トリートメントを付けませんか?
あれは何をしているかと言うと、実は全部やっている事は同じで、1つ目で髪の中に浸透する成分を付けます。髪の中をしっかり補修し疎水性にします。
そして、2つ目で髪の外側に質感となるシリコンのトリートメントを付けます。
色々なトリートメントがあるのですが、やっている事は実は全てこれです。後は、髪の中に入れる成分が違ったり、匂いが違ったりの差です。
後は、トリートメントをする前にしっかりシャンプーで髪の汚れや、トリートメントの残りを除去してからトリートメントすることも大事です。それにより、髪の中にしっかり成分が入るかが変わってきます。
なので、トリートメントの効果を上げるために重曹で洗うと良いんです。
色んなトリートメントがあるけど、活用出来てますか?
トリートメントの成分も大変多く有り、トリートメントの成分の特徴で髪の補修力や、質感が変わります。
理想のヘアケアの為に何が良いのか分かると、トリートメントの効果を十分に発揮出来ます。
先ず、前回までで髪の成分は80%〜90%がケラチンとお伝えしました。
なので、簡単に言うとケラチンを補うのが一番髪に近いケアになります。
ただ、そのケラチンでも、表示は全部、加水分解ケラチンとなっていますが、ケラチンにも種類が有ります。
大きく分けると、
・低分ケラチン
・高分子ケラチン
になり、特徴が変わります。
分子が小さければ小さいほど、髪の中に浸透し髪の中を補修、分子が大きいと、髪の外(キューティクル)を補修します。
この、髪の中を補修する物なのか、外を補修する物なのか、この成分をどれくらい補うかで、髪の質感が変わります。
前回の理想のヘアケアにするには、この低分子の成分でしっかり中を補修し、疎水性にし、外側にうっすらシリコンなどの質感を乗せる。
外側に付ける成分で良いのは、質感はやっぱりシリコンが良いです。
ヘアオイルもシクロペンタシロキサンというシリコーンオイルが優秀です。
一時期シリコンはダメだ、みたいな風潮があったのですが、皆さんが好きなサラサラの質感はやっぱりシリコンが良いです。シリコンも色々種類があるのですが、普通に化粧品にも使われたり大変優秀な成分ですしね。
洗い流すトリートメントに含まれるシリコンは皮膚に付くと、刺激を感じる方もいるので、なるべく頭皮には付けないようにしましょうね。
更に、髪のキューティクル(外)が荒れていると、髪の中に入れた成分が簡単に外に流れ落ちるので、キューティクルを高分子の成分(ケラチンなど)で補修して、最後に質感になるシリコンやオイルを付けると良いです。
それでは、実際にどのトリートメントをどの順番で付けると良いのかを共有していおこうと思います。
理想のヘアケア②理想のホームケアの方法
それでは理想のヘアケアを分かって頂いたと思うので、実際にその方法をお伝えして行こうと思います。
先ず、分かりやすく順番を紹介して、後で詳しく解説していきますね。
①髪を素の状態に戻す
LINE登録して頂いた時にプレゼントした方法で、髪をキレイにします。
②低分子の成分が入ったトリートメントを付ける
改善美容Shopで言うと、ケラフェクトコネクターなどがこれになります。
③高分子の成分、シリコンが入ったトリートメントを付ける。
ケラフェクトアシッドリンクや、ミラーズアリス、S1など
④更に質感をUPさせたい場合は、洗い流さないトリートメントを付け乾かす。
スムースミスト、シルキーオイルなど
このような流れになります
特に大事なのは、髪を素の状態にしてから低分子、高分子の順番に付けると言うことです
高分子のものやシリコンを先に付けてから、低分子の物を付けようとしても髪の中に入りにくいからです。
それでは更に一つ一つの工程を深堀していきます!
理想のヘアケア④ 髪のダメージは戻りません。
理想のヘアケア③はLINE登録でプレゼントさせて頂いた内容です。
それでは、今回は理想のホームケアの工程②の低分子の成分を入れる。を深掘りしていきます。
まず、前にもお伝えしたのですが、衝撃的な事をまた言います。
髪は一度ダメージしてしまったら元には戻りません
これを絶対に忘れないで下さい。
そして、なぜ僕がホームケアをオススメしているかと言うと、ダメージで無くなってしまった髪の中身を、美容院でどれだけ入れてもシャンプーをしてしまうと流れ落ちるからです。
最近はこの流れ落ちるのをどれだけ遅くさせられるかを進歩させていますが、絶対に流れ落ちてしまいます。
だから、その流れ落ちた成分をホームケアで入れましょう!と言う事です。
で、入れる成分は髪の中に入る低分子の物なのですが、ケラチンやコラーゲン、タンパク質、など色々な物が有りますが、そこまで違いは有りません。そこに成分をより流れなくする為に酸(ジマレイン酸など)を使用します。
ケラフェクトコネクターやケラチンシャンプーは低分子のケラチンを使用していますね
気をつけて欲しいのが、サロンでやるような酸熱トリートメントをお家で繰り返しやる事です。
酸熱トリートメントは実はやり過ぎると痛みます
なぜかと言うと、強い酸を使用する為、この強い酸と言うのはPh2以下の物です。
普通には売っていないと思うのですが、メルカリなどでは売っているかもしれません。
簡単に言うと強い酸を繰り返すと、髪が溶けてしまいます。
美容院では最後にアイロンで熱を与える事で、溶けた髪を真っ直ぐにし、酸の成分を髪の中に留めています。
これで、髪が艶々で真っ直ぐになった様にしています。ただお家でこれを繰り返すのは非常に危険ですのでやらないで下さいね
お家でやるトリートメントの場合は、低分子のケラチンなどを入れて、強い酸(Phが低い)では無いジマレイン酸などの酸で低分子の成分を流れ落ちにくくする。
これで髪を疎水性にしていきましょう
改善美容Shopでしたら、ケラフェクトコネクターやコネクタージェルになります。
理想のヘアケア⑤やり過ぎ注意!
理想のホームケア③高分子の成分、シリコンが入ったトリートメントを付ける。
こちらを深掘りしていきます。
工程②で入れた低分子の成分で髪が疎水化されるのですが、髪が傷んでいてキューティクルがとても痛んでいると、せっかく中に入れた成分も簡単に流れ落ちてしまいます。
そこで、上から更に酸や糖質をのせたり(アシッドリンクやミラーズアリス)して被膜と言う、髪の外に膜を貼った状態にしてから、更にトリートメントをのせると、シリコンの定着が良くなり手触りが良くなります。
ただ気を付ける事は、この高分子の成分や酸、シリコン、をどんどん付けてしまう事です。
そうすると、髪がギシギシ、ゴワゴワになり過ぎてしまいます。
コネクターを3日に1回使用で、髪が硬くなってきたら間隔を空けてください。と言うのは、髪が補修され過ぎたり、シリコンがつき過ぎてしまうと、美容院での施術に影響が出てくるからです。
カラーが思った発色にならなかったり、パーマがかからなくなったりしてしまいます。
これは洗い流さないトリートメントの上からアイロンをする事でもなります。
美容師さん的に言うと扱いにくくなってしまった髪です。
なので、出来れば美容院にいく10日くらい前から集中トリートメントなどの使用は控えた方が良いです。特にオイルの上からアイロンはやらないで下さい。
美容院では、カラーのリタッチだけです。と言う方は大丈夫です。
ただ、実はもうすぐ出来る、ケラチンの集中トリートメントはこの髪が硬くなる現象を回避しながら、2つの工程を1つにしてくれます
低分子のケラチンが入り、更にジマレイン酸システアミンなど他にもめちゃくちゃいい成分を詰め込んで、髪に成分を浸透させながら、定着させ、更に髪を柔らかくする成分まで入っています
https://item.rakuten.co.jp/kaizenbiyoshop/10000116/
値段は高いのですが、一度お試しいただきたいトリートメントになっています。
11月には入荷する予定です。このトリートメントをお家で20分以上置けたら、美容院で髪質改善トリートメントをやる必要はほとんど無いんじゃないかと思っています。
理想のヘアケア⑥洗い流さないトリートメントは何故付ける?
皆さん洗い流さないトリートメントを使って頂いていると思うのですが、何故付けていますか?
髪にツヤが欲しいから、毛先のパサつきが気になるから、髪の収まりを良くしたいから、手触りをよくしたいから、などなどあると思います。
改善美容Shopの洗い流さないトリートメントは髪を柔らかくする!
この要素を求めています!
何故かというと、インバスのシャンプーやトリートメントでケラチンや、酸を集中的に入れていくと髪は補修され、ハリコシが出てきます。
これが艶にも繋がるのですが、手触りは硬くなってしまいます。
僕たちが求める髪は、艶があるけど、しなやかで、柔らかい、いつまでも触っていたい髪です。
その為に、インバスでは髪の補修をメインにして、アウトバスでは柔らかさを求めています。
これが、スムースミスト、シルキーオイル、シルキークリームに成分として配合されています。
そして、洗い流さないトリートメントで気を付けなければいけないのは、アイロンやコテの熱です
洗い流さないトリートメントは熱からも守ってくれるのですが、高温になればなるほど髪に浸透してしまいます。
特に気を付けた方が良いのが、オイル系を付けた上から熱を当てる事です。
その部分が集中的に補修はされるのですが、やり過ぎるとこれもまた髪が硬くなってしまいます。
オイルで硬くなってしまうと、カラーの発色やパーマのかかり具合に影響してきます。
カラーが思った色にならなかったりします。
なので、髪が乾いた状態でオイルを付けてアイロン、コテを当てるのはやり過ぎ注意です!
特にオイルを凄く使う人は美容院に行く1週間前くらいからオイルの使用を止めた方が美容院での施術もスムーズに行くと思います。
ぜひ洗い流さないトリートメントも上手く活用して更なる美髪を目指して下さい。
まとめ
理想のヘアケア解説してきましたが、大事な事をまとめると
まず、髪をキレイにする。
↓
低分子の成分を入れて髪を疎水性にする。
↓
そしてトリートメントを付けて質感を良くする。
この様になります。
どれも大切な内容になりますので、これを気にしながらホームケアをして頂けたらと思います。
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