AGA対策で副作用が出た場合の抜け毛対策

AGA（男性型脱毛症）対策で処方されるフィナステリド。

AGAが改善できた方も多くいる一方、効果の高さから副作用が出てしまう方もいます。

特にAGAは若い男性に多く見られます。周りはまだ禿げている人が少ないのに自分だけ禿げてしまうのは嫌です。

フィナステリドで副作用が出てしまった方は、AGAを改善することは出来ないのでしょうか？

更に女性はフィナステリドを服用は出来ません。

しかし！

男性も、女性も諦めてはいけません！

フィナステリドで副作用が出てしまった方でも、AGAを改善しましょう！

フィナステリドの効果

フィナステリドの効果は、αリダクターゼの阻害です。

AGAの原因は、ジヒドロテストステロンというホルモンが出ることで起きます。このジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンをαリダクターゼという酵素が作用し出来ます。

フィナステリドは、αリダクターゼを阻害する事で、ジヒドテストステロンを生成しなくさせる、AGA対策としては画期的な成分でした。

しかし、その効果の高さから、副作用を起こす人も少なくありません。

フィナステリドの副作用

フィナステリドは男性ホルモンへ影響を及ぼす為に、まれに副作用を起こす方もあります。特にフィナステリドを服用する方は若い男性に多く、副作用によっては人生を左右される事もあります。ハゲるのも嫌ですが、副作用も怖いです。

フィナステリドの副作用を詳しく見ていきます。

精力減退

フィナステリドが男性ホルモンに影響を及ぼすために性機能の低下が稀に起こります。（勃起機能不全、射精障害、精液量減少、リビドー減退）

男性の場合、子供を作るための障害になる場合があるので、しっかり様子を見ながら服用する様にしましょう。

うつ症状

フィナステリドが男性ホルモンに影響を及ぼすため、ホルモンバランスが崩れ、うつ症状になる方も見えます。

うつになる原因はストレスによる神経伝達物質が上手く働かないことで起きます。そもそも薄毛でのお悩みでストレスがかかっている所に薬の副作用も作用し、複合的にうつになる場合もあるので、なるべくストレスを溜めないことも大切です。

肝機能障害

肝臓は食べた物などの不要な成分を取り除き、体の中をきれいに保つ為に、非常に重要な臓器で、肝不全になってしまうと死に至ります。

肝機能障害、肝硬変、肝不全と順番に悪くなっていくので、フィナステリドの副作用で肝臓が悪くなったからといって直ぐに死んでしまうわけでは無いです。

が、病院で処方される場合はしっかりと血液検査をし、肝臓の数値を取った上で処方されますので、自分で買って飲む場合も血液検査をして、肝臓の数値を事前に知って、フィナステリドを飲む前と飲んだ後で、数値が変わらないか気にする必要があります。

血液検査で見る肝臓の数値はこちらです。

• ALT(GPT)、AST(GOT)…肝細胞、ALTは主に肝臓に存在し、ASTは赤血球中にもあります。通常はASTの方が数値は高いですが、肝臓に障害が起きると、血液中に肝細胞が流れるため、ASTよりALTの数値が大きくなり肝障害の程度を調べるのに適しています。
• γ-GTP…タンパク質を分解する酵素で肝臓、腎臓、膵臓などに含まれていて、これらに障害が起きると血液中に流出していきます。アルコールに反応するので普段から飲酒する人は数値も高くなります。

肝臓の数値の基準値はこちらです。

元々の数値が少し高めだからといって服用してはいけないという事ではありません。（100以上ある場合は別で、服用は慎重になってください。）

フィナステリドを飲む前と飲んだ後で、数値がどれくらい変わっているかで、肝臓に作用してしまっているかを判断します。数値が倍以上変わる場合は服用を中止してください。

初期脱毛

髪のサイクルが進み、成長期に移行する段階で休止期の毛が抜ける為に2〜8週間起こります。この時に服用をやめてしまうとその後の効果を得られないので、続けて服用しましょう。

女性は服用できない

そもそもフィナステリドはAGA（男性型脱毛症）に作用するものなので、女性が服用してもホルモンバランスを崩し悪影響が出るだけです。

特に注意が必要なのは妊婦や妊娠の可能性がある女性です。フィナステリドがお腹の中の赤ちゃんの生殖器の発達を阻害してしまいます。

触ってもダメ！

フィナステリドは皮膚からも吸収されるので、触れてしまってもダメです。通常はコーティングされていますが、砕いて飲んでいた場合などに、フィナステリドが皮膚に接触する可能性があるので、十分に気をつけましょう。

ポストフィナステリドシンドローム（PFS）

ポストフィナステリドシンドロームとは、フィナステリドの服用をやめた後もフィナステリドの副作用である性機能の低下が起きる事です。

若い男性が服用する場合が多いフィナステリドなので、性機能の低下は困ります。

しかしフィナステリドを服用した場合とフィナステリドの偽薬を服用後、使用をやめた両方のグループで性機能低下の副作用があるか比べた実験では、ポストフィナステリドシンドロームが起きているという程の違いは無かった、という実験もあります。

とは言えやはり男性にとって性機能の低下は辛いので、万が一、フィナステリドを服用して性機能障害が出た場合は、直ぐに服用を中断した方がいいでしょう。

フィナステリド以外の対策

フィナステリドで副作用が出てしまったら、AGAの対策はどうしたらいいでしょうか。他に対策は無いか、フィナステリド以外の物を紹介していきます。しかし、どの薬もやはり副作用があるので、フィナステリドで副作用が出た方は気をつけたい所です。

ミノキシジル

育毛剤の成分でも有名なミノキシジルです。血行促進で有名なミノキシジルですが、育毛剤だけではなく、薬として飲むことができます。更にフィナステリドと違い女性も服用することが出来ます。

ミノキシジルの副作用

• 初期脱毛…髪のサイクルが進み、成長期に移行する段階で休止期の毛が抜ける為に2〜8週間起こります。この時に服用をやめてしまうとその後の効果を得られないので、続けて服用しましょう。
• 動悸息切れ…降圧剤で使われる薬なので、血圧が不安定な方や、心臓疾患がある方などは　心機能障害や不整脈が出る可能性があります。
• 頭痛やめまい…血管拡張作用により毛細血管が拡張する事で頭痛を引き起こす可能性があります。
• 手足、顔のむくみ…一時的で改善することが殆どですが、稀に心機能の低下で起こる場合があります。放っておくと、心不全や心筋梗塞を起こす場合があるので、違和感を感じた場合は病院に行きましょう。
• 多毛症…ミノキシジルを服用すると、その効果が全身に作用するために体毛が濃くなります。
• 肝機能障害…ミノキシジルは肝臓で代謝される成分なので、肝臓に負担がかかります。肝機能障害は稀ですが、重くなると肝不全を起こすので定期的な血液検査を行いましょう。
• 心疾患…ミノキシジルの副作用として狭心症などの心疾患の事例も報告されています。

デュタステリド（ザゴーロカプセル）

デュタステリドはフィナステリドと同様にαリダクターゼを抑え、ジヒドロテストステロンを抑制する成分です。更に、デュタステリドはαリタクターゼの1型、２型を抑えるので、2型のみを抑えるフィナステリドよりも効果があるとされています。

デュタステリドも、αリダクターゼを抑える薬ですので、フィナステリドと同じように性機能の低下、肝機能障害などの副作用があります。

フィナステリドよりも効果が高いため、副作用も高いようです。

フィナステリドと同じように女性は触れるのもダメです。

副作用のないAGA対策

ここまで見てきてAGA（男性型脱毛症）の対策として有効なフィナステリドやミノキシジル、デュタステリド、どれも副作用があるので、医師の元、慎重に服用した方がいいでしょう。

それでは、副作用の無いAGA対策は無いのか。

もちろん、あります！

服用以外でのミノキシジル配合の育毛剤や肌に合うヘアトニックや、副作用の無いサプリメントなどです。

自店の美容室でもお客様に使って頂いている、AGA対策サプリメントを紹介します。女性の抜け毛でお困りの方から、男性のAGAでお悩みの方まで、幅広くお使い頂いており、リピートして頂いております。

メローシャルム

ハゲかかった所から復活した美容師が開発
副作用のない髪を守るサプリメント
『メローシャルム』

女性、男性共に抜け毛にお悩みの方にオススメです！

髪を守るための4つの要素

1. 頭皮環境を整える（皮脂量）…ビュリクシールを50％配合
2. ホルモンを整える…ノコギリヤシ　ビュリクシール
3. 毛になる栄養を摂る…ケラチンタンパク質　亜鉛　Lシステイン　ビタミン
4. 血行の循環を助ける…ヒハツ　トウガラシ

この4つの要素がどれかだけ良くてもダメで、４つのバランスが大事になります。

更に、血行を促進されるために日頃から頭皮のマッサージなども併用すると良いです。

サプリメントなので、薬のように副作用もありません。
食品アレルギーとして、小麦、大豆があります。

1日2錠　60錠入り　30日分

まとめ

フィナステリドなどの薬には副作用が付き物ですので、しっかりと医師の診断のもと、服用する様にしましょう。

もし、フィナステリドで副作用が出てしまっても、諦めずにサプリメントや、肌に合った育毛剤を試しましょう！